2020年01月20日
調整区域
朝陽? 夕陽? さて どちらでしょうか?
どっちでも良い・・・ 正解です
さて、豊見城で仕事をしていると必ず と言って良いほど
市街化調整区域 「以下 調整区域」 に在る土地を扱う事になります。
とても簡単に言うと
市街化区域 = 建物が建築できる
市街化調整区域 = 建物の建築ができない(条件が厳しい) です。
調整杭Kでは、建物を建築しない場合
登記簿の地目が雑種地や原野等であれば名義変更はできますが
それが 畑 になると 農地転用の5条許可後でなければ
名義変更の登記申請ができません。
また、建物を建築する際は、開発許可を受けなければなりません。
地目が畑であれば、5条許可と開発許可の両方が必要になります。
合わせて調整区域で住宅の建築できる方には厳しい条件があり
ほとんどの方は建築できません
その条件をクリアした方以外が建物を建築する際は
建物を何の目的で利用するか・・・によってその可否がきまります。
専門的には「用途」と言いますが、用途に応じた開発許可の申請が必要です。
農地転用は私でも代理で申請できますが
開発許可は設計士等の力を借りないとできません。
なぜ こんな事を書いているか・・・というと
調整区域での取引でトラブルが多いからです。
私は、不動産協会の取引相談委員でもあるのですが
近年、調整区域での相談が増えていて
買主に大きな負担が生じたり、泣き寝入りする場面に遭遇します。
この調整区域の土地・建物の取引は
不動産業を行っている 営業の方でも 幾度か経験をしないと
お客様に理解していただけるような説明をする事は難しいと思います。
因みに、当社でお預かりしている土地も
住宅が建築できる・・・と説明を受け購入したが、結果
調整区域の為、条件がクリアできない事が判明し、訴訟等を
するのも面倒なので今回 手放すことになりました。
調整区域の不動産が という事ではなく
購入する目的が達成できるのか・・・をしっかり見極め
不動産会社から納得いくまで説明を受ける事がリスク回避になると思います。
「安心・安全」 の取引を提供する事が 不動産会社の使命です!
読んでいただいた方 私 文章力が無いので なんの意味か??
だと思いますが お付き合いありがとうございました。
うんちく 失礼いたしました
Posted by tadatoshi at 12:17│Comments(0)
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